タワー勢同士の対決となると、初手判断に余分な時間を割けないのでそれなりの確率で置きミスをする。そのミスをした置き方は別のタワー系に持って行けたり、あるいは中央不定初手だったり、千早式だったり、ヘルファイアだったりする。ただ、タワー勢である以上はタワーを組んだ方が強いので、なるべくタワーを組める置き方を模索していく。
そして、タワー同士の対決となると置きミスをした方が不利になる。理解できる形を維持するために余計な千切りが増えたりすると仮にタワーを綺麗に組み切れても発火タイミングの差で負けることが多いとみていい。なので、発火色を切り替えられる場合は積極的に切り替えたほうが相対的には強いのかもしれない。これらの要因を踏まえて色々考えていく。
リカバリーの根っこにあるものは、八橋式タワーの理念である「どんな初手でもタワーを組んでもよい」に通ずるところがあるので、八橋式の構築に目を通すと展開の仕方が見えやすくなると思う。
AB5縦
紫ゾロ…4縦でずらし逆タワー
紫黄…6縦で正位置タワー 34で寝かせてずらしの弐式か伍式を狙うのもよい
赤黄…3縦で赤発火正位置タワーか紫発火逆ずらしタワーのどちらかを取る ゾロがきたらいずれも4縦で差し込んでいいかも
紫黄3連続だと魔方陣っぽくなるが、緑赤のようなツモが来て3列目が確保されないと非常に厳しい形になる。緑赤は魔法陣が超優秀なのでタワー勢も頑張って組んでください。
黄ゾロ以外の黄色を含むツモは3縦でずらし伍式タワー。黄ゾロは12で寝かせてずらしタワーの構え。
緑ゾロ赤ゾロは3縦でずらしタワーへ。紫ゾロは、23寝かせでずらし伍式を組むか、単発で祈る。
ABCDはネクストを見て、3手目で寄っている色を4列目に置くようにする。具体的には、緑を含むツモがネクストにあれば緑右の34寝かせ、赤があれば赤を右に。2手目の色が3手目に含まれていなければ2手目を3縦する。3手目は紫黄・黄ゾロ・紫ゾロのいずれかなので、ゾロは4縦してL字をつくってなんちゃってタワーを頑張る。黄紫は魔法陣へ。
ここまで書いて思ったけど、置きミスしようが2手目の影響受けているから限定的な形しか残らないなと思った 終
ABBC初手5縦
さっきもあったけど改めて載せる。
3縦して紫発火か緑発火を見る。
もう一つ別の置き方として、34で寝かせて紫発火のずらしタワーか肆式タワーを狙う。こちらは中央不定初手と同じ置き方なので、連鎖ができるプレイヤーならこちらのほうが安定感が高め。
赤系のツモで少し困る。赤ゾロが来た場合は4縦して底上げタワーを見るのもよい。
ABAC4縦
さっきのズレた形。
黄紫はネクスト判断で寄っている色を発火色にする。ネクストにどちらもなかった場合は正位置タワーを選択したほうがよさそうだけど、ずらしタワーの経験値が高ければそちらを選んでもいい。
緑紫3縦は黄色発火のずらし肆式を作る形。黄色が遅いとしんどめだが、中央不定形に移行できる。
置きミスからのタワー強行全般に言えることだけど、4色目の色が来て置き場所に困った場合は前伸ばしを選択する。普通のタワーで前伸ばし決め打ちはデスタワーの劣化になりがちだが、発火色が絶対にデスタワーと被らないというメリットがあるので、形を崩すくらいなら前伸ばしをするのがおすすめ。
例えばこれは5縦だが、紫発火と赤発火の2種類の前伸ばし戦型を選べる。ネクストは1縦するが、展開次第では1縦した緑が発火点となる前伸ばしも作れる。楽しい。
ABAC45寝かせ
赤発火の肆式か黄色発火の伍式を見る。
黄紫は・・・・・・・・・・・・・・・・・知らん・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・(12か23で寝かせて前伸ばしを濃いめに見るのがよさそう)
基本的にリカバリ系タワーで4色目がくると困るので、4色目の対策を考えるとよさそう。自分は前伸ばしが好みなので1連鎖前に伸ばすのによく使います。
ABCC45寝かせ(34寝かせ)
わ か ら ん
1列ずれた場合は、ネクスト判断を3種類ほど分けたら良型に戻せる。できない場合は4縦か3縦どちらか好きな方に決め打ちする。連鎖ができるなら34で寝かせて中央不定形へ。
ウ～～～～～～～ン 数が多すぎる
自分はネクストに緑黄系があれば5縦、紫系があれば4縦、赤系があれば34にしそう！(それでタワーが崩れた時は前伸ばしの目があるおのでそちらに移行する。)
例えば直後に赤黄を引く場合、ネクスト判断次第ではまたタワーに戻せるかもしれないけど、この形は赤か緑発火の前伸ばしタワーを組んでいける。
