phoernianのブログ

https://seesaawiki.jp/phoernian/

ABOUT ME

HTML名詞使ってたけど蒸発したみたいなので書き換え(おとなしくリットリンクとか使えばいいのに…)

 

■自己紹介

初めまして、フェニと言います。Phoernian(フェルニアン)の名義も使うことがありますが、こちらは音楽活動か英語話者とコンタクトを取るときに称してます。

Twitterでは特定のジャンルに留まらず、あまりにも幅広い(=薄く広く)コンテンツに手を出しているので、こちらでそれぞれについて書いていきます。

 

■創作活動

音楽制作をしています。印象で例えるなら疾走感 / ゲームっぽい / シンセサイザーメインな曲をよく作ります。ジャンルを列挙するとElectro / Trance / Drum'n'Bass / Future Bass辺りがメインです。

ずっとiPadで作業してたけど、最近ミックス環境をPCに用意してるらしい

 

Youtubeにアップロードしているオリジナル / アレンジ曲 

https://youtube.com/playlist?list=PLD6GJSEcM57HDk7Gyvp928WeJqBUZflgd&si=_pB08pTi8pe9xwx_

・アルバム

Phoernian Electro Gadgets - YouTube

 

Soundcloud(墓場に近い) 

https://soundcloud.com/o-pheny

 

単純に音楽の話をするなら、以下のアーティスト・タイトルが好きです。ある程度影響を受けているかもしれません

Mozell / eksoka / Blue Archive / Xenoblade DE / Genshin Impact / Sonic The Hedgehog Series

 

楽曲制作の依頼は基本的に受け付けてませんが、カジュアルなノリなら受けるかもしれません。

雑なリクエストとか、「この曲のアレンジ聴きたくね?」とか、そういう感じならワンチャン……

■初代ぷよぷよ

デスタワーと自作戦型である拡散不定形を主に使います。やることがないのでRTAもします。最低限初代ぷよができる人(具体的にはほぼ下押しを維持して階段積みでもなんでもいいので5連鎖かそれに準ずる致死量を目指せる人)なら構築とかにアドバイスを出せます。気軽に連絡ください。

対戦募集も誰でもどうぞ。対戦相手に飢えてます。

通はよくわかりません 誰か教えてください

 

デスタワーの技術を持て余してるのでぷよぷよシリーズRTAに持ちだしたりもしてます。

 

seesaawiki.jp

twitter.com

 

■モンスト

なんかよくわからないことしてます。轟絶はアンフェアで止まってます。

マーカーSSに狂っていた時期がありました。

面白い検証ネタがあれば教えてください。気が向けば調べます。

モンスト - YouTube

 

■その他

メルスト / あんスタ / ラスピリ / ロリング / ヨーヨー(1A) / RTA / ドラポ / パネルでポン / 現代短歌

【KORG Gadget 3】持ってる追加購入ガジェットの使用感など

www.korg.com

(スクリーンショットは上記KORG公式ページより)

 

これまで使ってきた課金ガジェットの雑感を書いていきます。

この記事はシンセサイザーミュージックを主に作っている人目線で書いています。そのため同じ楽曲属性を持つ方にとっては有用かなと思います。

 

一応サンクラのアカウント。最近はかなりジャンルが混沌と化しているけど傾向としてはゲームミュージックでくくりやすいかな?と思ってます。

 

soundcloud.com

 

 

Bilbao

総評: 時代がやや古めのドラム音源、搭載されている音色はほぼ使わず、純粋に外部から持ってきたサンプラーとして利用

 

KORG Gadgetにはデフォルトで手持ちのサンプル音源を持ち込む方法がZurichしか存在せず、Zurichもどちらかというとボーカルやギター等の長いフレーズ用のガジェットなのでキックスネア等の短い音源を扱うには不適です。そのため、好きなサンプル音源を使うには基本的にコイツを使うしかありません。

ガジェットの説明にも書いてますが、Bilbaoは電子系のジャンルに全然向いてない音なので自分みたいな曲を作る人には無用です。一応パーカッション類やFX(ウィンドベル等)は使う機会がありそうですが、Londonなどの他ドラムマシンと違って音色リストが整理されていないので目当ての音源を探すにも一苦労です。従って、Bilbaoはインポートした音源用サンプラーとして割り切る方が精神衛生的には安全です。電子楽曲でも弱主張寄りの曲ならそこそこ相性がいいと思いますが……。

あとサンプルのリバース再生ができません。ここだけはマジで擁護できない。仕方ないので波形編集アプリでいちいち反転させてから再度サンプラーに突っ込んでます。

ちなみにこれはBilbaoに限らず全ての外部音源を用いることができるガジェットに言えることですが、手持ちの音源を開こうとするとたまにKORG Gadgetがクラッシュします。音源を変更する前にプロジェクトを保存するクセがつきます。全然嬉しくない

 

Abu Dhabi

総評: ブレイクビーツやボーカルチョップを手軽に作れるドラムマシン。デフォルトの音源も使い勝手がよい

 

これはワンループの音源を自動で16個にカットして貼り付けるガジェットです。頭から順に並べたら純粋にワンループ音源をそのまま流すことができるので、ループ用サンプラーとしても用いることができます。ビート等の音源の場合はアタックが自動で揃うので多少のBPM変動に耐えることができます。ループ音源用としてのみ使う場合は後述するSydneyの方が便利ですが。

Abu Dhabiのメインはループ音源をバラして並び替えることです。ブレイクビーツもそうですが、ボーカル音源をバラして各サンプルのピッチをいじってEDM定番のボーカルチョップも作れます。

ピッチをいじるときの小技として、ピッチボタンをタップしてピッチエディット状態になった後にさらにピッチボタンをタップするとプラスマイナスの記号が出てきます。これを使えばピッチを10か100単位で動かすことができます。これに気づくまでのピッチ調整が修羅すぎでした。

デフォルトで搭載されているAdd-beat系の音源は裏でうっすらと鳴らすだけでスピード感のあるトラックになります。それから、もちろん手持ちの音源を読み込ませることも可能です。

 

Kamata

バンダイナムコの古のピコピコ音源の再現音源。単純な8bitサウンドではなく、若干実機感のあるノイズみたいなのも入っています。KORG Gadgetの8bit音源と言えば対抗馬にKingstonが上がりますが、オシレータの自由度はKamataの方が圧倒的に上です。

第一に波形が一般的なサイン波トライアングル波ソー波……と選ぶのではなく、自分で「描く」ことができます。いわゆるウェーブテーブル音源。また。ADSLに加えてLFOポルタメント等も備わっています。エフェクトはリバーブとディレイで非常に簡素、というよりは実機で再現可能なものになっていると思われます。対照的にKingstonはよりリアルなエフェクトがメインであるので、あちらはfake 8 bit向けとなってます。

シンプルにチップチューンミュージックを作るならKingstonだけでも事足りそうですが、Kamataの面白さも相当なのでオススメしたいです。一時期はKamataが最も使用率の高いガジェットになってたくらいです。

また、黄色いボタンを長押しするとブロックくずしが始まります。なんで?

最後に触ったパラメータ―で下のバーを動かすことができ、そのパラメータ―にオートメーションを描くことで自動でバーを動かすこともできます。なんで?

ちなみにKamataはSwitch版でも購入して使用できます。

 

Gladstone

総評: 生楽器・バンド方面をKORG Gadgetでやるなら必須、電子系でもフィルを作るのにたまに使える

 

一時期バンドサウンド作りたくて買ったけどバンドサウンドのリズムパターンわかんねえな!って言ってぶん投げたガジェット第1号です。たまに使います。

ジャンル的にはロックがメインターゲットだと思いますが、KORG Gadgetが不得意な方面なのでそういう意味でもったいないなと思います。一応バンドサウンド自体は他の追加購入ガジェットを揃えれば作れるみたいですし、ギターアンプも備わってるのでやれないこともないと思います。ギター持ってないので録音したことないけど

それ以外のジャンルでも単体の音が他のドラムガジェットにはない音が多いのでバリエーションを確保するために買うのはアリかなと思います。個人的にはライドシンバルとスネアをGladstoneからもってくることがたまにあります。あとボサノバ作るときに役に立ったなあといった感じです。

それからEDM方面でもあえてアコースティックなサウンドをフィルにぶちかますことで一気に印象を変えることができるので、そういう使い方もできます。なので持っておいて損はないかなと思います。

 

Madrid

総評: バンド系やるならGladstoneとセットでほしいガジェット、電子系には使う機会ないと思われ

 

バンドサウンド第2号であり、一時期バンドサウンド(中略)でぶん投げたガジェット第2号です。

ロック、ジャズ等のベースサウンド担当ですが、人によってはメロディとかの音域も無理やり担当させる場合もあるらしいです。

EDMには流石に使ったことはないです。あいつらはサブベースには勝てない……。

ジャズ系でウッドベースに何度かお世話になった気がしますが、記憶を遡ってもあんまり使った記憶ないかも……。

電子曲方面でスラップベースを曲にノリを持たせるために入れることが何度かありましたが、なんだかうまく強調された音が出ず、M1のスラップベースの方が使いやすいじゃん!ということでぶん投げてます。

かなり低い音域に特殊な音源があるらしいです。なんかこう書くと攻略本に掲載されてる情報みたいだな!

 

Vancouver

総評: 音源に音階を与えるタイプのサンプラー。デフォルトで入ってる音も使いやすいし、オシレーターも小回りが利いて便利

 

サンプルを使ってメロディを鳴らすタイプのガジェットです。イメージとしては音MADに近いかな?

例えばリコーダーの音を録音してバンクーバーに貼り付けます。その音をCにピッチを合わせて、鍵盤を叩けばリコーダーを演奏している感じになる、みたいな感じです。

自分がこれを購入した理由は1番目のデモ音源が良すぎてびっくりしたからというよくわからない理由ですが、買って後悔はしてません。

手持ちの音源をインポートすることも可能ですが、自分はまだ試してないです。

プリセットはそれぞれ2種類の音源が一緒に入っていて、且つサブ波形を選べる感じです。オシレータそれぞれにトランスポーズもついているのでオクターブ下でサブベースっぽいのを鳴らして低音を補強!みたいなこともできます。ビブラート機能ついてるのやや偉い。

 

Lisbon

総評: 電子サウンドやるなら絶対に持っておくべき

 

ここに全てを置いてきた

youtu.be

 

以上

 

DeeMax

音源じゃないけど持ってるので一応紹介。

マキシマイザーです。最後にマスターに刺して音圧を上げるアイツです。

普通にマキシマイザーとして使う場合はデフォルトで搭載されているリミッターと使用感はほとんど変わらないと思います。見た目がちょっとかっこよくてアガるくらいのメリットしかないです。

DeeMaxが本領発揮するのはTURBOスイッチを入れている時です。レバーを0に入れて置いてもいきなり音圧上がるし、やたら音割れします。

マスタートラックのリミッターは本来音割れを起こさないように刺すものですが、こいつは逆で、音を割りにきます。

当然普通の楽曲だと全ての雰囲気もミックスバランスもぶっ壊してくるので、不適です。めっちゃリリースがブチブチ鳴ります。なので用途はEDMのさらにそのサブジャンル、ハード系などの生半可ではない攻撃力を持つトラックに限られます。

音をデカくすることでしか自我を肯定することができない悲しきハードサウンドクリエイターにはお勧めのマキシマイザーです。自分は今のところ1曲にしかターボ機能を使ったことがないです。

SAFEスイッチもあることにはあるけどこれを使うのは""軟弱""

 

これ書いた後に制作中のTranceにターボ突っ込んだらめちゃくちゃサチュで気持ちよくなれたので今後はもっとターボ機能を雑に使っていこうと思います

 

Salzburg

総評: そこそこ本格的なピアノ音源。ベロシティを丁寧にいじらないと無価値

 

いい感じのピアノ音源です。KORG Moduleを買うとついてきますが、これがフリー版のModuleで事足りるのか有料のModule Proである必要があるのか、Proを買った上でさらに追加購入する必要があるのかはちょっと憶えてないです。

ピアノはあらゆるジャンルで使える音源なので持っておいたほうがいいかなとは思いますが、電子系だとM1でも代用できたりするので必須ではないと思います。でもKORG Gadget一本で作曲していくならKORG Module買わない理由なくないか?と思うので結果的に買うことになると思います。

ベロシティごとに音の雰囲気が違うので丁寧にいじってあげましょう。モバイル端末オンリーだとベロシティが100の状態で常に鳴るので、できたらベロシティが有効なMIDIキーボードとセットで使ってあげると効率いいかなと思います。リアルタイム録音ではなく、単純に音をチェックするために。

プリセットは何種類かありますが、一番上のしか使ったことないです。どうしたらいいんだあいつら

 

Montreal

Alexandria

Firenze

エレクトリックマンにはどこに使うのかわからない……エレピだけはたまに使います。

これらもKORG Moduleを買うとついてくる音源です。

ガジェットの質自体は結構いいはずですので、単純に作風との相性の話ですね。後から簡単に歪ませられたら使ったかもしれないけど

 

Glasgow & Fairbanks

総評: 課金音源の追加先。おそらくここに一番金がかかるが、電子楽曲に溶け込ませる分には十分なスペック。狙ったジャンルに絞って購入できるのが強みか

いずれもKORG Module内で購入した追加音源が割り当てられるガジェットです。音源としてはシンプルな総合音源で、良くも悪くもパラメーターの数が抑えられています。

Glasgowがストリングスをはじめとしたオーケストラサウンドが、Fairbanksがその他音源を担当している感じです。

音源の質は非常に満足していますが、一つだけ悪い点があります。これらにはモジュレーションのパラメータもあるのですが、ガジェット上にモジュレーションをコントロールできるツマミがありません。ベルリンみたいにスライダーとかあれば便利なんですが……。一応MIDIキーボードからモジュレーションホイールでいじることは可能なので、キーボードがある場合は使うと楽になります。

ちなみに、Module音源はAUv3に対応しているのでガレバンなどでも使うことができます。将来的に別のモバイルDAWに乗り換える予定がある場合でも腐らないのでオススメです。

音源の詳細については非常に種類が多いため、分けてレビューしていきます。こちらも使ったことがあるものだけ。

ここで思い出したけど、KORG Moduleの音源は1週間試用ができます。デモサウンドを聴くだけだとどの音まで細かくいじることができるのかわからないことも多いため、百聞は一見に如かずということでまずは試してみるといいでしょう。触るとわかるけど意外と音源いじれないんですよね。

 

www.korg.com

 

↑Module音源の詳細ページ

 

Orchestral Dreams - KApro

総評: エピックサウンドスターターパック。裏側に配置するのが向いている音源が主。

オーケストラを構成する基本的なサウンドが入ってます。適当に空間埋める用途でのストリングスなら適当にコードを鳴らしておくだけでいい感じになってくれます。マルセイユやM1ではエピックサウンドはちょっと物足りない部分があるので、これを買って補うことになります。覚えてないけどオーケストラ系サウンドは全体的に価格が高めだった気がする。定期的にセールやっているのでそのあたりを狙いましょ

 

Monumental Choir Dreams - KApro

 

Choir音源がメインのサウンドパックです。クワイア―は上記のオケサウンドパックにも含まれてますが、こちらはかなりの種類のクワイアーが入ってます。正直全部の音源を把握するのがキツめです。そのぶん目当ての音源さえ当てはめたらかなりかっこいい楽曲に仕上げられます。低音が重い感じの雰囲気が出せてニコニコできます。

リードっぽく使ったり発声の母音をいじったりとかは流石にできません。

 

Halloween

総評: 局所的にホラーな感じが出せる音源。使いどころは選ぶ

 

デモサウンドを聴いたとおりのおどろおどろしいサウンドが入ってます。ピッチを外しまくる音が多く、楽曲に強い印象を与えますが、買った割にはそんなに使ってないな!って感じです。ゴシック系とかの曲を作るなら相性いいと思います。ゴシックよくわからないけど

 

Iconic Suite "Solo Violin" - KApro

総評: 男の子ってこういうのが好きなんでしょう?音源を差し替えるだけで曲がかっこよくなるソロバイオリン

 

総評の通りです。あまりにも期待しすぎて追加直後に購入し、使いまくってます。リードに持ってきて力強いバイオリンを鳴らしまくれます。めっちゃたのしい。正直これスマホで出していい音なのか……とたまに思います。

イメージ的には自分としては激しい楽曲にキレのあるバイオリンを挿し込むのがメインですが、ゆったりした楽曲にやさしいバイオリンを添える、みたいなのも全然いけます。

この音源とは全然関係ないけどソロストリングスの打ち込み方ってインターネットに全然ないので毎回試行錯誤しながら表情付けしてます。いい感じのチュートリアルあったら教えてください。

 

mimoPop

総評: 最近人気のkawaiiサウンドを作るのにマッチしたサウンドパック。コルグ!

 

ほとんどが女声ボーカル(?)から作ったサウンドです。リードはもちろん、アルペジオやスネアタム等のドラム向けボイスサウンドもあります。デモサウンド通りにボイスオンリーで曲を作るのはだいぶハードルが高いですが、ピン差しでなら色々な方面で使えます。声ネタもあったりでいい感じにユニークです。

Kawaiiサウンド、最近はKawaii Future Bassとかで人気のあるジャンルですが、一か所のサンプルパックに需要が集中してワンショットが被りがちだったりするので、ここのマイナー音源を使うことで音被りを回避できる地味なメリットがあったりします。KORG Gadgetユーザー間ではもちろん音被りしまくりますが。

 

Iconic Suite "Supreme Cello" - KApro


総評: ソロバイオリンと同じく男の子がすきなカッケー音源

用途としてはソロバイオリンの項に書いた内容とほぼ同じです。高音も低音も力強いサウンドが出せて気持ちよくなれます。ついつい適正音域からはみ出るけどハーモニクスで鳴らしてることにしてごまかしていけ!(実際問題このあたりの細かい実機の仕組みをよく理解できてないので高音出すときの注意点とかあればおしえてください(楽器のことを実機呼びするな!))

 

Manipulated Voices

総評: 神秘的な雰囲気を作れるボイスサウンドLFOっぽい効果を切れないのが悲しい

 

KORG Gadgetとしては珍しいタイプの音です。複雑怪奇な音を出せます。

これを買った時は本当はLFOを全部切って素の音をリードに持ってきて独唱音源みたいに使えないかな~と思ってたんですが、加工感は消せない仕様みたいで悲しくなりました。裏方で支える用途で使うのが主かなと思います。

 

Intense Bass

総評: ドラムンベース方面にありがちなエッグいベースサウンドを簡単に出せる極悪音源

 

かなり人を選ぶ音源ですが、刺さる人には非常に刺さると思います。デモサウンドを聴いてみてビビっと来た人はぜひ買うといいでしょう。音の属性的にはワブルベースであるMiamiと近そうですが、Miamiには出せない音です。どちらかというとMiamiの方が結構特殊な出音だと思うところはありますが。

ワブルベースといえばモジュレーション的にエフェクトをぐりぐりしてこそ活きるサウンドですが、ガジェット上ではそこまで細かくいじれません。良くも悪くもシンプルであるところには注意したほうがいいです。幸い購入前に試用できるので試してみましょう。

 

KORG Module関連については以上です。

 

Darwin

総評: あのM1がスマホでも使える!嘘です、iPad版でのみ購入可能。マルセイユの進化先みたいな総合音源

言わずと知れたKORGの名作M1のガジェットです。iPhoneでは買えない(iPad側で買ってさえしまえばiPhoneでも使えるという噂がある)という制約がありますが、可能であればぜひオススメしたい音源です。オールジャンルな音源を揃えており、その上で特にbell/mallet系にはKORG独特の音が多く入っています。

デメリットとしてガジェットとして使うM1はパラメーターの数が限定されています。もしフルエディットでプリセットをいじりたい場合はスタンドアロンで起動してそちら側でエディットしてからプリセットを持ってくる必要があります。ただし、電子音じゃないものが大半なのでわざわざそこまでいじらなければいけない音源なんてないと思います。ちなみにツマミはありませんがモジュレーションもちゃんといじれます。

生楽器使いたいけど普段からそういう系統の音を使い慣れていないエレクトロユーザーにとっては雑に扱えるクオリティの音源なので非常におすすめです。

 

Lexington

総評: アナログシンセのガジェット化。時代古めの音が多いが電子音ユーザーならクリッパーで全てを解決する、その気になれば最近っぽい音が出せる

実機のエミュです。実機であるという制約がいくつかありますが、パラメーターがかなり多く、音作りのしがいのあるシンセサイザーです。

実機のデメリットとして、Lexingtonは最大同時発音数が16ですが、これはユニゾン等も含めた音数です。例えば素の単音でユニゾン設定が4であれば、4和音を鳴らすと16音分使ったカウントになります。8音重ねた場合はオクターブで鳴らすだけで上限の16に到達しますので、Pad等に使う時は若干気にする必要があります。あとなんでかわからないけどKORG Gadget上でベロシティをいじってもLexingtonに反映されません。

メリットはパラメータの豊富さですが、正直どこがどうなってるのかわかりにくく、実機側のマニュアルを読んでもイマイチで、使いこなすハードルは高いです。自分は現在勉強中。最近ようやくデフォルトの波形をいじれるフェーダーを見つけました(ソーとスクエアしかないんか…)

それでもプリセットメインで使うなら十分だと思います。エフェクター関連とモノ/ポリの切り替え方だけ把握していたらOKだと思います。ちなみにエフェクターはLisbonとほぼ同じです。

エフェクターにクリッパー(歪み)があるので、バチバチに歪ませるだけでだいたい電子楽曲に向いてる音に改造できます。個人的評価ではこのクリッパーがあったからこそLexingtonを使い続けてると言っても過言じゃないです。でもこのシンセを使いこなせるようになったら評価変わるかもね

 

Milpitas

総評: 問題作。シンセの構造は唯一無二だが、真正面から付き合うには相当な覚悟が必要

実機Wavestationのエミュです。様々な音源が入っていてプリセットを眺めるだけだとM1に近いです。M1買えない環境のユーザーはジェネリックM1としてこっちを買えばいいんじゃないかな(暴論)

このシンセの要は「ウェーブシーケンス」です。短いサウンドを並べてシーケンス上に鳴らすことができます。しかし、これを一からサウンドメイクするのはほぼ不可能といっていいです。膨大なサウンドの海を彷徨って漂流し、帰ってこれなくなります。

一応ランダマイズ機能があるので音源ガチャみたいなことはできますが、いばらの道であることには変わりません。

一方でウェーブシーケンス機能を使わずに総合音源として使うだけならMilpitasの強みを完全に握りつぶすことになります。買う前に試用もできませんし、これを買うなら相応の覚悟が必要だと思います。音源の内容自体はやさしい音が多くて好きです。

ウェーブシーケンスをギリギリ活用する方法としては、ドラム系の音源だけでウェーブシーケンスを作ってループ音源っぽく扱うくらいが現実的な範囲でできることかなと思います。これを使いこなしている猛者いたら名乗り出てくれ!

 

Warszawa

総評: 最近のベースミュージックを作るのに必須なウェーブテーブルシンセ。VitalやSerumにはなれない

ベースミュージックでよく聴く謎の効果がかかっているシンセサウンドを出せます。他のガジェットとは全く別の仕組みのオシレーターを搭載していて、実際にいじると簡単に理解できるのですが、元の波形自体を変化させていくことで強烈なサウンドを鳴らすことができます。

これはPC環境でいうSerumやVital等と同じシステムなのでそれらの真似事をしようとWarszawaを買ったのですが、あれらのサウンドに憧れを持って使うと機能のギャップにむせび泣きます。

具体的にはエフェクトが貧弱です。とはいえ2万円以上する高級シンセサイザーと比較するのもどうかという話ですが、KORG Gadget自体がエフェクトのバリエーションが貧弱なのも合わさって思ったより刺激のあるサウンドを作り出すことができません。ワブルベースを作る時も相当な数のエフェクトを重ね掛けして作っていきたいのにそもそもWarszawaに刺せるエフェクトの数が限られているのが相当痛いと思います。

繰り返しますがこれはあくまで高級シンセサイザーとの比較でこうなってしまっているだけなので、他ガジェット音源との比較になれば普通に優秀です。ウェーブテーブルをいじるだけでギャリギャリした音は出せますしクロスモジュレーションもあるのでMiamiみたいなベースを作ることもできます。

ベース以外のサウンドだとピアノ等の生音が入ってますが、Warszawa上で生音源を選択するメリットとしてはLFOをかけられることです。Choirに疑似サイドチェインみたいなことをやれたりします。KORG Gadgetが3になってからPumperがIFXに実装されてわざわざWarszawa使う必要なくなったか?と少し思いましたが、PumperがBPM速かったり高負荷の状態で使うとダッキングのタイミングがずれるという悲惨な出来事に遭遇したのでまだまだWarszawaは使っていきそうです。(最新世代のiPad proでダメならどうしようもないんよ)

 

余談ですが、Warszawaをスタンドアロンで起動するとシンセサイザーというよりはDAWみたいなのが出てきます。操作方法さっぱりわからんですが結構楽しいので一度スタンドアロンでも遊んでみるのがおすすめです。

 

Santa Ana

まだ購入してから日にちが浅いしそこまで使えてないので総評はないです。

これはギター音源ですね。ギターは詳しくないのですがリフがメインのガジェットです。プリセットは音というかリズムが収録されているので、適当に選ぶだけでジャカジャカやることができます。

電子楽曲でもギターリフは相性が良く、ベースと一緒にジャカジャカやったりして気持ちよくなれます。アンプ類のパラメータもいじれるので他総合音源ガジェットよりは格段良い音を出せます。

一度リードサウンドとしてSanta Anaを使ってみたんですが思ったより主張のある音を作れなくて難しいのか不適切なのかわからないなと感じました。おそらくアンプの設定に問題があって、エレクトロばっかりやってる自分にとってアンプは無縁の存在なのでそこの知識がごっそり抜けてるのが原因かなとは少し思ってたり。

ちなみにリフのコードをバラしてコードトーンの高さをいじることはできません。ここは明確なデメリットか。自由演奏できるプリセットから再構築できるのかな?

 

Sydney

総評: Bilbaoに欠けていた要素を概ね補完できるようなサンプラー、全俺は満足したし、これの登場で胸を張って初心者にKORG Gadgetを勧められるようになったとか

サンプラーです。Bilbaoとは若干目的が違います。

Sydneyは尺が長めのサンプル音源を扱いやすいガジェットです。尺が1秒くらいのドラムサウンド等は変わらずBilbaoが適しています。

Sydneyの長所は長めのサンプルを扱えることと、サンプルのタイムストレッチ機能、それからLofiエフェクトです。順に説明していきます。

Sydneyはだいたい30秒くらいの長さまで扱うことができます。ガジェットにtime remaining 60 secとか書いてますが、1分は流石にないと思います。長いサンプルといえば例としてSweepやライザーサウンドです。いずれもEDMでは基本的に突っ込んでいる音なので、電子音楽には需要があります。

尺の長い音はZurichでも代用できますが、鳴りだし位置の調整に融通が利かないのと、Zurich等のガジェットに音源を入れるとその都度プロジェクト内にWavファイルが生成されて邪魔になるのでSydneyに担当させるほうがスムーズになります。これはSydneyの長所じゃなくてKORG Gadgetの仕様の短所では

次にタイムストレッチ機能です。例えばループ音源って全部BPMが決まっていて、当然曲のBPMとズレていると楽曲が破綻するわけですが、そのテンポをプロジェクトに同期させていい感じにしてくれる機能です。テンポを変化させても音程は変化せず、よほど引き延ばしたりしない限りはそこまで音源は劣化しません。このおかげでループ音源はもちろん、ダッキングが入っているライザーサウンド等も手軽に扱えるようになります。

最後にLofiエフェクトです。これは通常のFXとは別に追加で足せる汚れエフェクトです。ジャンルは限られるかと思いきや、バリバリのドラムンベースなどでもフィル代わりのドラム音源にガッツリLofiをかけて強調するみたいな使い方もできます。それから単純にLofi自体の種類もいくつか選べるのでチルやヒップホップ等のジャンルユーザーにも嬉しい機能だと思います。

長々とおすすめポイントを羅列しましたが、欠点もあります。Sydneyはベロシティを変えても音に影響が発生しません。音量を変える場合はボリュームかレベルを変更しましょう。また、再生周りによくわからないバグもあって、上にも書いた60秒まで対応とか言いながら実際にはもっと短かったり、音源によっては2倍速(+1オクターブ高い)状態で再生されたり(ビットレートの問題?)、相変わらずLocalファイルにアクセスするときに一定の確率でKORG Gadgetがクラッシュしたり、クラッシュから再起動したらサンプルが別の音になってたり、なんかよくわからない挙動がいっぱいあります。まあリリースしてまだアップデートきてないので今後修正されるでしょうということで静観します。

長々と書きましたが、こちらもBilbaoと同じく必須ガジェットだと思いますので、なるべく早く手に入れましょう。

 

終わりに

 

というわけで各ガジェットの所感を書きました。念押しで繰り返しておきますが、あくまでエレクトロミュージックをメインに作っている自分目線の評価です。アコースティックユーザーや80年代アーティストだと評価は正反対になると思いますし、たぶんLisbonは意味不明とか言われます。ただしこういう音源の評価って他所からの文句を恐れてありきたりなことだけを書くと超絶役に立たない虚無情報を電子の海に垂れ流すだけで終わってしまうので、本音に近い形で書くべきなんですよね。

つまり何が言いたいかというとみんなももっと本音でガジェットについて書いてくれ!ということです。純粋に自分が参考にしたいです。

Stockholm、Montpellier、Menphis、Pompei、Otorii、Ebinaやその他Module追加音源は持ってません。ぱっと見た感じ別に要らないかなと思ってスルーしてますが、「オマエこういう曲作ってるなら絶対相性いいって!」みたいな熱烈な宣伝があれば教えてください。俺もやったからさ

 

今回は課金ガジェットのみに触れましたが、デフォルトで使えるガジェットについては過去に動画に出してますので、もし気になれば見てください。

youtu.be

 

音色紹介の追加ガジェット版の動画も作ろうと思ってメモがてらブログにまとめたけど、これわざわざ動画にする必要あるんかなあ、動画に新規に足せる情報といえば使用例のサウンドくらいしかないが……。

政治4

 

つれーときにするツイート

 

風呂に浸かってる時とか、布団に沈んでいるときとか、思考を働かせる以外やることがない時にどんどん気持ちがつらい方向に向いていくことが最近多くなった

でもいざこうやってブログとかに文字でつづろうとすると全然言葉にならない

その程度のことなら別にほっといてもいいのかもしれないけど、つらくなる原因を理解できずにそれを引きずり続けるのとどっちがマシなのだろうか

 

家族が結婚式の招待状を受け取ったのを見て、「俺は結婚する相手もいないし、なんなら結婚式に招待されることも生涯でないだろうね」と自虐を言ったのだけれど、数日経ってから自分の発言がぐさぐさと刺さり始めてきている

大人になって社会に溶けて伴侶を見つけて死んでいく人生が、最近だとあんまりそういうことにこだわらない若年層がまあまあ増えているらしいけど、一般的に当たり前と言われる生き方についていけないことを、ある日突然自身に突き付けられるのが耐えられないから、周りについていくために、周りに置いて行かれないためにまともな人間を目指す人もある程度いるんじゃないかと思った

 

まともな人間というのは、趣味があって社会的に見下されない立場にいて世帯を持って誰かに慕われて酒を飲み酒を飲ませる人間のことだと思っているが、この辺りの定義について細かく話すとそれだけで一万文字くらい書けるな

 

でもまあもし自分がまともな人間を目指すとしても、他人に見栄を張るためにやりたくもない趣味を作って、誰かを蹴落として席を奪って人の上に立ち、人権を得るために相手の人生を潰して、使い捨ての人的資産になって、飲みたくもない酒を飲んで薬にもならない酒を誰かに飲ませるのなら、真にまともな人間に対して失礼だし、結局手段と目的がまぜこぜになっているので試したところでむなしい結果になるんだろうなと

 

 

最近、とても寂しい

 

 

自分の周りの、大雑把にくくるとフォロワーが、趣味があって社会的に見下されない立場にいて世帯を持って誰かに慕われて酒を飲み酒を飲ませる人間になっていくので

そういう人と関わる機会が減ったから寂しいのではなく、仮に毎日バカみたいな話ができたとしても寂しいんだな、おれはそちらの世界に行けていないので

 

インターネットって世界の掃きだめだと思ってたんですけど意外とキラキラしてるんですね こう考えたら世界も捨てたもんじゃねえな

どうか燦然と輝く世界の中で俺が狂いませんように

おやすみ

夏休みアレンジ祭 in 2023 感想等

 今年もやってきました、夏の季節が(現在10月)。

勢いで書いてるので文章の品質は終わってます。

 

 

アレンジ祭の概要

twipla.jp

 

 

 

一昨年夏の感想記事

phoernian.hatenablog.com

 

一昨年冬の

phoernian.hatenablog.com

 

去年の…とブログを探してたけど去年なかったや!!

 

と、続いて今年もやってきたわけですね。

 

 

 

 

自分の原曲の話

soundcloud.com

 

今回の原曲です。

過去の他の人の曲を聴いて、自分も真似してぇ~となった部分がいくつかあって、

  • Full EditとRadio Editの2パターン出したい
  • アルペジオリードを使いたい

この2点がメインです。

1番目に対しては2021年夏の第3回配信日の誰とは言いませんがUplifting Tranceを出していた人がいまして、それを見てすげ~ってなったのと、尺の短いバージョンも提出すれば長い曲も出せるんだなと思った辺りが理由だと思います。あと単純に自分がTranceを作るとなると尺長い方が力をいれやすいというのもあると思います。

 

アルペジオリードについては最近純粋に自分の手癖になっているのと、他の人がアルペジオリードをアレンジに組み込むとなるとどうするんだろう?という疑問からです。

実はこの曲を出す前に別の曲を既に候補として作ってまして、それが以下になります。

soundcloud.com

1:43辺りからアルペジオリード

 

で、作ってみたはいいものの、これがルールにある「はっきりしたメロディライン」に該当するのかがめちゃくちゃ怪しいんですよね。一応、この前の部分に弦楽器で別のメロディを奏でるパートをいれてセーフティメロディとしても使えるようにしていたのですが(セーフティメロディって何?)、やっぱりなんか違う!になってしまったので没になりました。

そして、今回の曲の方ではアルペジオリードの一部分を省略することで若干わかりやすいメロディラインにしてます。アルペジオを分解するとルート部分と和音部分とメロディ部分の3つからなるんですが、その和音部分を抜いてメロとルートだけにした感じです。ただしアルペジオリードとしての尊厳がだいぶ削がれているので人によっては若干リズムがうねったメロディに聴こえるだけかもしれません。

 

ところでアルペジオリード トランス とかで検索するとTranceっぽいアルペジオリードの作り方!みたいなチュートリアルがいくらか出てくるんですが、Tranceのリファレンス漁りをしてもそれっぽいメロディラインに一度も遭遇してません。Tranceっぽいとはどこ情報なのだろうか…?

なので、自分の作ってるTranceは本当にTranceなのか確信してませんし、アルペジオリードも正しい作り方なのかは確かめるすべもありません。有識者がいたらアドバイスが欲しいですが、既に自分の手癖にはなったので呼称はとにかく技術としてはこれでいいんじゃないかと思ってます。

 

リファレンスについては、これを参考にしたつもりです。

soundcloud.com

ボーカルのリバーブとか参考にしようとしたんですが、さっぱりわからなかったので結局迷走した感じのリバーブ処理になりました。というかKORG Gadgetのエフェクト全部貧弱じゃないですか??なんでリバーブの残響間を原音と分離できないんですか?

あと鳥の詩(原曲)の方の雰囲気な曲にする予定だったのが妙にアップテンポで元気な曲になってしまったので、路線変更しました。

他にはフィルとか歌詞の一部をイントロで言わせたりするのも真似てます。前半のボーカルパートは、普通に歌詞作るのが面倒すぎたのでボーカルチョップで済ませました。

 

その他細かいところだとビルドアップとクライマックスのつなぎにいれてるブレスは完全にeksokaさんの影響だったりです。ブレス挟むやつ気持ちよすぎて最近他の曲でも入れまくってます。

 

自分の曲のアレンジ

 

アレンジャーさんはCircle W.C.さんでした。アレンジ祭で初めてフォロワーに当たりました。

そして、若干の不安を覚えました。この人結構なんでもやるタイプで、前回がスーパーの店長になっていたのでもしかして自分の曲もネタにされるんじゃないか?という懸念がありました。いやどういうイベントか既に何されても文句言えないんですけど!

youtu.be

 

ちなみにこれはツイート的な独り言ログです

自分の原曲の着弾先を確認する瞬間…至福である

アレンジについてはアレンジ祭がなんなのかを知った上で参加しているのでどうアレンジされても文句を言うことはないんですが、原曲に対して多大なる自信があるのでなるべく真面目なアレンジをされるとめちゃくちゃ嬉しいなあとか思ってます。それでアレンジャーこの人かあ…とちょっと思うこともありましたが、

ということで、一周回ってニヤニヤしてます。もしかして俺ってきしょいな?

ちなみにこれはカヌマタさんのヘッダーです

 

紆余曲折あって情報戦の末に迎えた配信日、こんなアレンジになっていました。

 

youtu.be

 

ラップ?!!

 

なんだかとんでもないものを見た気分です。自分の耳が悪いので配信視聴時はなんて言ってるかあんまりわからなかったんですけど、時々聴こえる原曲に含まれていたフレーズが持ってこられていて、原曲に対するリスペクトをずっしりと感じ取りました。リズムというかパーカッションが元気で身体が揺れるしラップというか人の声ってそれだけでパッション溢れてくるんだなあとか色々思いました。アレンジの最後には前回もやっていた「次の曲への仕掛け」があって、前回に引き続き今回もやるのねと思いました。

その前回の仕掛けを見て、本当は原曲受け取る時点からラップではっちゃける路線だったっぽいですが、上に書いた出来事がなんやかんやあって最終的にこのバランスになったと考えると神の見えざる手は実在するのかと疑いますね。

あと原曲の歌詞は結構適当に書いた(真面目に書いたつもりなんだけど文章に過不足があって客観的に伝わりづらい要素が多いため)のに、その歌詞に対してラップでアンサー出してたのが原作者として心に来るものがありました。これは予想ですが「スカイスクエアってなんだよ…」って思われていたと思います。非公開の自創作からワード持ってくるのやめな

具体的に、原曲の歌詞は「人生リセマラしていい感じの幸福な一生を引けたので(輪廻転生で)運命を固定することで永遠にこの人生を過ごせるようにループするぜ!(意訳)」みたいな感じなのに対して、アレンジsideで「もし今よりも不幸になるとしてもよりよい幸せを求めるために運命をアレンジしていくぜ!」で返してくるんですよ。これされて泣かない親(原作者)いる?いやない 

でもしょせんNever Change Me Againすら音数合わせで選ばれたフレーズなんだよね…悲しい

あとは曲自体は関係ないけどW.C.さんの原曲はもちろん自分の曲のアレンジに対しても上記の動画の通りPV作ってるし、声のバリエーションといいクリエイター技能といい本当になんでもできる人ではないのか????

 

こういうアレンジされると嬉しいみたいな話

先ほども書いたけど、自分はアレンジ祭に「真面目なアレンジ」を結構求めているところがあります。(念のため書いておきますが今回もらったアレンジは正々堂々とした真面目なアレンジの分類です) アレンジ祭に関わらずいつでも365日年中求めているんですが、実際に自分の曲のアレンジを作られる瞬間なんてアレンジ祭にしかないのでそこにアレンジされる可能性を全て求めてしまっているわけです。

ただし、今回気づいたんですけど、おふざけ寄りのアレンジっておそらくアレンジ祭でしか得られないんですよね。普通にお互いの原曲を交換してリミックスするぜー!みたいなやりとりをするとしても、よほどのことがない限り突飛なアレンジをすることはなく、基本的に正当派のアレンジをして相手に渡すことになります。一方でアレンジ祭では逆に「どんな曲が来てもウケ狙いのアレンジを書くぜー!」みたいな層が一定数います。運営陣の中にすらいます。

もしかしたら彼らは一般的に正当とされないアレンジをアレンジ祭という大義を得ることで自由きままにアレンジする機会を求めているのかもしれません。まあそんなことは(自分はフリースタイルなアレンジをしない層の人間なので)気にしないんですが、今回の自分の曲のアレンジのようにラップにされることってアレンジ祭以外ではありえないとおもうんですよね。

「真面目なアレンジ」の中で特に自分が嬉しいものが「自分が自給自足できない無関係なジャンルにされること」です。初参加の時はボサノバに、2回目はジャズにされました。いずれも電子音楽をメインに作っている自分からすると無縁の生楽器ジャンルです。受け取った時は自分が作ったメロディラインがこんな雰囲気の曲になるのか!と感激した記憶が今でも鮮明によみがえります。

同じくして、今回のラップアレンジも非常に感激しました。個人的な思い出のせいで(詳細は伏せさせてもらいますが)ラップに対しては嫌悪感があったのでそのアレンジを心から愛せるのか少し心配になったのですが、それよりも自分の手の届かないジャンルにアレンジされたことによる感情の揺れが心配を上回りました。そういう視点ではアレンジ祭とは貴重な機会であるなと再認識しました。

「アレンジしてもらうだけでもすごいことなんだから他人のアレンジを値踏みするな」←書いてる途中に突然もう一人の自分に呟かれて本当にそうなんだよなと思ったけど、アレンジされる機会があまりにも希少なので許してほしい……どうせ蓋を開けたら両手を猿みたいに叩いて喜ぶ姿を見られることになるので…

 

改めてCircleW.C.さん、本当に最強のアレンジをありがとうございました。この御恩はいつかお返しします。

余談ですが、なぜかC.W.さんによるアレンジが全曲配布フォルダに入ってませんでした。なんでやろなあ…

 

他人の曲をアレンジした話

アレンジし合うイベントなので、当然自分が誰かの曲をアレンジする機会があります。

今回受け取ったのはちりめんちりめんさんの『機械ステージ的な曲』です。

www.youtube.com

46:40~より

 

例によって独り言ログです

 

ぱっと見最初に聴いた時の感想はチップチューン+ドラムビートの曲で、リズムがすげえな~と思いながら聴いた記憶があります。

これは個人的な考えですが、チップチューンで重要なのはリズムだと思っていて、あのシンプルな音をどのように刻むかが大事な感じしないですか?そのリズム要素に注力したような曲だったので、ああやっぱりビートがはりきってるチップチューンはいいなと思いました。

それで、何度か聴いてるうちに、これ機械ステージなのか?と疑問になります。いや、最初に聴いた時は確かにタイトルに偽りなしだと思っていたんですが、機械の動作音等のロボティクスなサウンドがないので一体どのように機械ステージっぽさを表現しているのか気になりました。わりかしロックマンとかで印象を植え付けられた可能性もありますが。

で、これをどうアレンジするかですが、ひとまずはアレンジしやすい部類な感じがあって安心しました。それで機械ステージ+自分ができる範囲のジャンルとなると、自分が電子系なので近未来都市的なステージとか、そういう安直なタイトルの曲になるのかなとか考えてました。

ということで、リファレンスを漁り始めます。確かアレンジ期間は2か月ほどあったのですが、そのうちの前半1か月をリファレンス漁りに徹していました。サボりとかではないです。

最初に思いついたジャンルだとLo-fiとかChill辺りです。これらのジャンルにわざとっぽいノイジーなシンセをアンビエントっぽく乗せたらイメージに近づくんじゃないかな?と思ってたんですが、イメージ通りの曲になかなか出会えない。

DTMコミュニティで近未来都市っぽい曲探してるんですけどいいジャンルないすか?と聞いたら、"Wave"というジャンルを提案されました。調べてみると80年代辺りの人たちが想像する未来の都市(なんかネオンとかがキラキラしてる街並み?)をイメージした曲のことを指すっぽいです。

youtu.be

それでこの辺りの曲を漁ったら結構イメージ通りの曲が多かったので、ここの曲を参考にしながら作業を開始することにしました。今改めて比較してみるとそんなに似てないな…まああくまで自分の中にいる近未来的機械都市を作ればいいので無理に寄せる必要はないのですが。

で、最初にベースを入れたらその時点でなんかあまりにもごつくて廃墟!になってしまったので荒廃した機械都市にイメージ固定、これで最後まで行くことになりました。メロディはメジャースケールっぽかったので拾いやすかったのですが、コードはなんかよくわからなそうだな?となったのでルートを拾うことすらやめて全く新しくクッソ雑なコードに置き換えました。でも66664444みたいなやつってシンプルな割にかっこよくないですか?

 

完成したのがこれですね

なんかすごいそれっぽくないですか?

イントロにはわざとらしい機械音とかノイズをいれてます。音を汚す候補としてデシメーターとかビットクラッシャーとかありますけど、Grainshiftもいい感じに壊れてる感じが出せるのでおすすめです。

一方でサビに該当する部分に入るとこれらの雑音が一切なくなります。我こういう対比大好き。こういうことやると本当に生物もおらんし機械も一切動いてないしですごい静寂な雰囲気でないですか?

1つだけ残念だったというか、もうちょっとよくしたかったと思ってるのがメロディのアレンジです。メロディがずっと同じのを繰り返しているだけだし、そのくせ裏のシンセもほとんど同じ鳴り方しているので曲に展開がないんですよね。BGMに徹する以上々ものの繰り返しは誤った選択肢ではないのですが、客観的に見ると手抜き?って思われそうなのであんまりやりたくないですね。後半にいれてるわざとらしいストリングスのソロやシンコペーションはその手抜き印象を回避するためなんですが、個人的にはストリングスはともかくシンコペーションはだいぶいらねえな!って思いながら入れました。でも他にメリハリをつけるアイデアが思いつかなかったんだよ…

それでも、全体を見ると曲の自己評価はだいぶいい方なので、まあこれでよかったんじゃないかと思ってます。そんな他人のアレンジに目くじら立ててくる人間なんていねえよ!

 

 

・・・・・・・??????????

 

 

ということで、原曲を作っていただいたちりめんちりめんさんありがとうございました。アレンジしやすくて助かりましたし、新しいジャンルを習得できたのもあなたのおかげです。

 

ちりめんちりめん (@tirimen_tirimen) / X

 

 

あべし

アレンジ祭の最重要人物、そうなんと言ってもあの人、あべしさんですね。

あべしさん、講師やってるくらいなので当然と言えば当然なんですけど、喋りがめちゃくちゃ上手いんですよね。知識もあるのでたいていのジャンルにはどういうところが聴きどころなのか把握できているし、仮にしらないジャンルに当たったとしても問題なく解説や感想を述べたりできるすごい人。

最近自分はとあるDTMコミュニティでアレンジ祭の配信に似た形式でいろんな人の曲を流して感想を貰うイベントを主催しているんですが、全然感想を出せない。

曲を聴いていて色々感じる部分はたくさん出てくるんですが、それの言語化が非常に難しくてボキャブラリーの乏しい発言ばかりしてしまう。あと裏で作業しながら当たり前のように喋ってるの意味不明じゃないですか?なんで?マルチタスクの化身?俺は毎日ミュート芸人やってるのに?

マジですごいなあと思ってます。機会あったらなんでそんなにスムーズにやれるのか尋問したいですね。

あとこれは毎回言ってますがアレンジ祭開催本当にありがとうございます。アレンジ祭は自分のDTM人生にとって一番重要なパーツになっています。

他人の曲を聴いて刺激を受けるのもそうですが、知らないジャンルをたくさん聴けるし、そのジャンルに詳しい人の意見も見れるので、魑魅魍魎と化してるとはいえレアな場所なんじゃないかなと思ってます。あと結構参加者同士の距離がデフォルトで近いところがあるので交流を始めやすいのもいいところだなと思ってます。

去年はアレンジ祭は開催されませんでしたが、代わりに個人間でアレンジのやりとりをやってました。eksokaさんありがとう!!!!初めてリプライ送った時にeksoraさんって書いてあってごめんね!!!!

ふたりアレンジ祭したときの曲を置いておくのでもし時間があれば聴いてください eksokaさんの方だけでもいいので

 

■eksokaさんの原曲

youtu.be

 

■eksokaさんの原曲のアレンジ

on.soundcloud.com

 

■自分の原曲

on.soundcloud.com

 

■自分の曲のアレンジ

on.soundcloud.com

 

 

 

いつまで文章書き続ければいいのかわからなくなって終始がつかなくなってきたから俺は記事を書くのをやめるぞ

ちなみに他の人の曲ですが、忙しいか疲れてるかのどっちかだったのであまり見れてません。流し見ならぼちぼちアーカイブ見れるんですが、結局じっくり聴きたくなるからやっぱり時間が欲しいです。

来年もでるぞ!!!!完

備忘録 PCなんもわからんけどSSDを増設する

データ整理してもこんな感じでいずれ埋まりそうだなと思ったので余裕のあるうちに要容量を足すことにした

ちなみに、この段階はもう余裕があるとは言えない

 

今回の自分のPCはGALLERIA XA7C-R37 第11世代Core搭載らしいです

雑に生きてるので調べるまでガレリアってことまでしか覚えてない

 

 

SSDあれこれ

自分より詳しい人に聞いた時のメモ 何種類かあるらしい

SATA

SATAコネクタでつける PCにSATAと書いてある端子部分があれば使える

今回はこれを買った

https://www.amazon.co.jp/Crucial-MX500%E3%82%B7%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%82%BA-9-5mm%E3%82%A2%E3%83%80%E3%83%97%E3%82%BF%E3%83%BC%E4%BB%98-CT500MX500SSD1-JP/dp/B077PPN5NN/ref=sr_1_7?crid=3HR866XCIIPT&keywords=ssd&qid=1690005186&sprefix=%2Caps%2C70&sr=8-

 

②NVMe

専用のぶっさすところがあれば使えるらしい

あまり書き込み速度も速くないし、SATAより高価になりがちらしいが、SATAよりも取り付けやすいのがメリット

 

③外付けSSD

USBで接続できる 楽ちん

 

 

SATA SSDを取りつける

 今回外付けSSDではなく内臓SSDを選んだのは、USBの接続口がそんなに余ってないのと、接触がまともな穴が少ない(初期不良なんだからさっさとクレーム入れたらよかったのでは?)ので、安定をとって内側からつなげるのが最善と思ったため。

 

準備として、SATA SSDは基板に繋げるケーブルと、電源を引っ張ってくるケーブルが2種類必要だとか

電源ケーブルはもとからPCにいくらか生えているが、基盤に繋げる方は存在してないので別で手に入れる必要がある

自分が買ったのはこれ

https://www.amazon.co.jp/%E3%82%B5%E3%83%B3%E3%83%AF%E3%82%B5%E3%83%97%E3%83%A9%E3%82%A4-%E4%B8%8BL%E5%9E%8B%E3%82%B7%E3%83%AA%E3%82%A2%E3%83%ABATA3%E3%82%B1%E3%83%BC%E3%83%96%E3%83%AB-0-5m-6Gbps%E5%AF%BE%E5%BF%9C-TK-SATA3-05SL/dp/B00475S0HO/ref=sr_1_7?keywords=sata%2B%E3%82%B1%E3%83%BC%E3%83%96%E3%83%AB&qid=1690005699&sprefix=SATA%2B%2Caps%2C246&sr=8-7&th=1

 

片方の端子がまっすぐで、もう片方がL字に折れている。

先に言っておくとL字を買ったのは失敗だった

 

 

PCケースを開けて具合を確認する

クソみたいな埃共

 

見えにくいが右側にSATAと書いてある部分がある。4つ端子があるので4つまで増設できるらしい

端子が複数ある場合はSATA6GとSATA3Gに分かれている場合があるらしい。基本的には6Gの方が速度が速いので、そちらを使っていく。

 

 

別の角度から撮ったもの

手前のケースがSSDやHDDをはめこむところ。2個ついてた

で、SSDはこのケースよりも小さいサイズらしい。

 

届いたのでケースに重ねてみる

ケースの下の部分にネジ穴が空いてるので、そこからSSDを固定するっぽい

 

ネジは説明書に書いてあったものを選んだ

本来長さ5mmって書いてあったけど1ミリくらいはまあ誤差だよ

インチネジかなと思ったけど普通にミリネジだった

 

先にケースに固定したら電源から引っ張ってくるケーブルを挿し込めなかったので、固定するまえにケーブルをつないだ

 

裏からみた図

コネクタ同士の隙間は無と言えるほどギリギリだった

ケースとの隙間もギリギリ、というかケーブルがはみでるくらいだったので、固定するときはがっちりは無理だった L字のコネクタなんてもってのほか まっすぐなやつを選びましょう

 

SSDに付属してた変なスペーサーみたいなやつを使えば少しはましになったのかもしれない

 

ネジで固定したのでとりつける

 

ケースも固定して終わり

右下から生えてる、手前にP3って書いてるやつが電源ケーブル

このケーブルの途中に端子がいくつかついてるけど、ケースに固定する場合は先端の1個しか使えない

なので、これ以上SSDを増設する場合は、ケースにSSDを固定しないで置いておくか、NVMeを挿すか、あるいは外付けを採用するかになりそう

 

フォーマットしておわり

フォーマットは適当にググったらいっぱい情報でてきたのでそっちに頼ってください

 

というかSSDってけっこう高いイメージあったけど今は暴落してるみたいでちょっとびっくりした

 

完了して終わり

パネルでポンRTA 私的同時消しメモ

世界1位の走者が普段使ってないので何か欠点があるんだろうなと思いつつも、同時消しは華があってたのしいので個人的に練習してみる

 

■同時消し

まず縦に3個消しをして、

 

隣の列から1個もってきて、

 

上のラインをまとめて消す!

 

 

めんどいのでぷよシミュ使うよ

 

ただ縦3を消すだけでは、このように段差が1列に3段分発生するだけなので、必ず1ラインに同色が2個以上必要になる。

ただし、縦3を消した後に隣からパネルを1個もってくれば、

 

段差が3連結のL字を消したときと同じになり、階段状にタネを組んでおけば消せることができる。

この場合だと1列に特定の色が1色あれば組むことができるので、先ほどよりは要求同色が減って柔軟性が出てくる。

 

1ライン内に同色が2個以上あればこのように反対側に繋げて消すことも可能。

 

発火前に事前にタネを組む時間が必要になるが、15個同時消しとかデカめのものを一瞬で作ることができるため、時間短縮に繋がる。

 

ただし、RTAで扱うには2連鎖だけだとどうやっても足りず、3連鎖目以降が必要になる。

そのあとポチポチ連鎖を繋げていくだけなら割となんとかなるが、3連鎖目以降もなるべく同時消しを挟んでいきたいなら後のことを考えながら2連鎖目を作る必要がある。

 

■板の概念

こんな感じに各ラインを隙間をあけつつ組んでおけば、間に残ったパネルは3連鎖目以降に活かすことができる。

 

2連鎖目が大きいと、パネルが消えるまでに結構時間がかかるため、連結をつくる余裕はあると思う。ただし、画像でいう赤と青みたいに隙間が1ラインしかない場合はパネルの入れ替えを行なえない場所があるので、思ったよりは柔軟性がない印象。

 

■1連鎖目が3個消し以外の場合

RTAだと開幕同時消しの方が優秀だが、2連鎖目の段差を考えるとなかなか3個消し以外をとりにくい。

6個消しをしてから、左から4列目のパネルを1個左側に移動させる場合

綺麗な階段になる。もともと3つ消しの想定で上部に組み込んでいても使えるため、使いやすいと思われる。

消した後に移動させるパネルは、1連鎖目に消えるパネルの上だと移動させられないため注意。

 

 

おじゃま量として優秀な8個消し 消した後に2列目か5列目からパネルを内側に持ってくる。

2連鎖目の同時消しの起点としては要求する高さが大きめのため、上部で活かせるライン数が減る。

また、段差も縦3つ消しと異なるため、かなり慣れる必要がありそう。

 

5-3の8ライン消しだと高すぎてキツそう。

 

 

5個消しをL字にした場合

5列目のパネルを4列目へもっていけばキレイな階段になるが、左側の連結の高さがやや認識と異なりがちなことに注意。

 

6個消しは頻出する割にわかりやすい階段なので使いやすそう。

 

4つ消しはどうなんでしょうね うーん

 

■目指す個数

同時消しによるおじゃまブロックについてはこちらのページから引用。

note.com

 

7個消しで1段分。つまり2連鎖と同じものを送る。

8個消しからは3列ブロック+4列ブロックで2段分送ることができる。

11個消しで6+5、12個消しで6+6とこちらは3連鎖と同じものを送ることができる。

で、特徴的なのが

12個消し:2段分

13個消し:3段分

14個消し:4段分

~~~~

20個消し:6段分

~~~~

27個消し:8段分

となっている。15~19は4段分で14個消しと同じ量である。

20個消しは3個消しのグループが7個要求され、4個消しを含めても6グループくらい同時消しをしなければいけないので現実的ではない。よって、14個消し辺りを目指すことになる。

12個消しは実質9個消しと同価値でコスパがよくないため、13個消しを目指したい。しかし、13個消しに1個でも追加すればさらに1段送れるため、14個消しを目指したい。3個消しを5グループつくれば15個消しで4段送れるな!

ただ、14個消しも初期位置依存が大きく、結構厳しいので、難しそうならおとなしく2連鎖目を8個消しや9個消しくらいで押さえるように路線変更するのが丸くなると予想される。9個消しは3個消し×3グループでいいから簡単だね!

 

2連鎖目の同時消しを板のように扱い、3連鎖目の同時消しの同時消しを見据える場合、2連鎖目で巨大同時消しするのと比較してみるとどうなるか?

 

例えば2連鎖目14個消し=4段分と同じ量を3連鎖で送ろうとするなら、

2連鎖目9個消し(2段)+3連鎖目8個消し(2段)でおなじ量になる。これ2連鎖目8個消しでもちゃんと4段になるのかな?

消した個数については2連鎖目14個消しはそのまま14個、3連鎖分に分ける場合は9+8で17個、タイムもコスパも2連鎖で抑える方が優秀か?

2連鎖目20個消し(6段分)を3連鎖で6段目指そうとすると、14+8か、13+13になる。これはめちゃキツイな!2連鎖目20個消しがまだ簡単に見える…

27個消しは8段送れるのでだいたいの敵はそれだけで圧殺できるが、27個消しなんて実戦でできるのか???それから、あまり触れていないが、同時消しのみで敵を圧殺しようとする場合、一度でも消されると全て色パネルに戻ってしまうため、その時のロスが大きすぎてしまう。せめて、そのまま4連鎖くらい繋げて最下層のおじゃまを厚めにしておきたいが、同時消し部分の層が厚すぎて上でも自由に消せてしまうんですよね。やっぱり同時消しはRTAでは不安定すぎるのか?

ちなみに上位勢は"相手の隙ができるまで連鎖を切らない"ことでカウンターされないように立ち回っているらしく、同時消しにリソースを割きすぎると連鎖に注力できないので、結局はRTAに向かない。うるせえ俺はそれでも同時消しで脳を焼いていくぞ!

 

■最後に連結をごり押しで稼ぐ

 

同時消しは起点となる赤を消した後に固ぷよを右側に引っ張り落すことでラインを揃える。

この固ぷよに該当する部分が特定の偏り方をしている場合、

 

こんな感じに下層で同時消しを稼ぐことができる。紫は横の繋がり、青は縦の繋がり。

かなり上部までせり上げているはずなので、じっくり見る時間はないが、運が良ければ最後にダメ押しの連結を稼げることもある。

その他ありがちなこと

 

■32個消しって狙えるものなんかなあ

32個消しからは、スコアがおかしくなってるらしく、3万点くらい入る。

スコアタでワンチャンあるのかな?

 

3個消し×8列で、24個消し。せり上げをギリギリまで上げた場合の基本上限となり、32個消しを目指す場合はここからさらに8個をどこかで足すことになる。

 

発火時の引っ張り落しで+3個。

 

残りの5連結は反対側で足そう!

うーん、"高度な"整地込みならありえる…?

 

■高度な整地

一度の3個消しでなるべく必要なパネルを可能なかぎり持ってくる。キショ

政治3

フェニvsTAK (2022-9~2023-1)

 

総試合数:692, win:306, lose386, 総パターン数87
ツモパターン    ,勝ち      ,負け      ,勝率      
ABBBCC    ,3         ,0         ,100%      
ABCCBB    ,1         ,0         ,100%      
ABBBBB    ,1         ,0         ,100%      
ABAAAA    ,2         ,0         ,100%      
AABBBB    ,1         ,0         ,100%      
ABACBB    ,7         ,1         ,87.5%     
ABBCDD    ,8         ,2         ,80%       
AAABAA    ,6         ,2         ,75%       
AABBCC    ,4         ,2         ,66.6%     
ABCDBD    ,4         ,2         ,66.6%     
ABCDCD    ,8         ,4         ,66.6%     
ABCDBB    ,4         ,2         ,66.6%     
AABBAB    ,4         ,2         ,66.6%     
AAABBB    ,4         ,2         ,66.6%     
AABCCC    ,2         ,1         ,66.6%     
AABCAC    ,6         ,3         ,66.6%     
ABBCBD    ,8         ,5         ,61.5%     
ABCDDD    ,3         ,2         ,60%       
ABBBBC    ,9         ,6         ,60%       
ABCCAB    ,4         ,3         ,57.1%     
ABAABC    ,4         ,3         ,57.1%     
ABBCCC    ,4         ,3         ,57.1%     
AABCAD    ,4         ,3         ,57.1%     
ABCDAD    ,4         ,3         ,57.1%     
AAABAC    ,9         ,7         ,56.2%     
AABCCD    ,5         ,4         ,55.5%     
ABABAB    ,5         ,4         ,55.5%     
ABBCAB    ,10        ,8         ,55.5%     
ABABAC    ,13        ,11        ,54.1%     
ABACAD    ,10        ,10        ,50%       
AAAABC    ,1         ,1         ,50%       
ABAAAC    ,3         ,3         ,50%       
ABBBCD    ,1         ,1         ,50%       
ABACDD    ,2         ,2         ,50%       
ABBBAC    ,5         ,5         ,50%       
ABAAAB    ,2         ,2         ,50%       
ABAACC    ,2         ,2         ,50%       
ABBCAD    ,8         ,8         ,50%       
AABBCD    ,4         ,4         ,50%       
ABBCAA    ,4         ,4         ,50%       
ABCDAB    ,4         ,4         ,50%       
ABBCCD    ,9         ,10        ,47.3%     
ABCCAC    ,5         ,6         ,45.4%     
ABACAB    ,5         ,6         ,45.4%     
ABACCD    ,7         ,10        ,41.1%     
AAABAB    ,2         ,3         ,40%       
ABACCC    ,6         ,9         ,40%       
ABABAA    ,2         ,3         ,40%       
AAABCC    ,2         ,3         ,40%       
ABCCCD    ,4         ,6         ,40%       
AABCAB    ,4         ,6         ,40%       
ABACAC    ,5         ,8         ,38.4%     
ABACBC    ,3         ,5         ,37.5%     
AABCBD    ,3         ,5         ,37.5%     
ABABCC    ,3         ,5         ,37.5%     
ABBCBC    ,4         ,7         ,36.3%     
ABCDBC    ,3         ,6         ,33.3%     
ABCCCC    ,1         ,2         ,33.3%     
ABBCAC    ,4         ,8         ,33.3%     
ABCDCC    ,2         ,4         ,33.3%     
AABBAC    ,2         ,4         ,33.3%     
ABCCDD    ,2         ,4         ,33.3%     
AAABCD    ,3         ,6         ,33.3%     
ABBCBB    ,4         ,9         ,30.7%     
ABABBC    ,4         ,10        ,28.5%     
ABCCBC    ,2         ,5         ,28.5%     
ABCCAD    ,3         ,8         ,27.2%     
AABCAA    ,1         ,3         ,25%       
ABCDAC    ,2         ,6         ,25%       
AAAAAB    ,1         ,3         ,25%       
AABCBB    ,1         ,3         ,25%       
ABACBD    ,4         ,13        ,23.5%     
AAABBC    ,3         ,12        ,20%       
AABCBC    ,1         ,4         ,20%       
AABBBC    ,1         ,4         ,20%       
ABCCBD    ,2         ,11        ,15.3%     
ABABCD    ,1         ,6         ,14.2%     
ABBBAB    ,1         ,6         ,14.2%     
ABACAA    ,1         ,12        ,7.6%      
ABAACD    ,0         ,2         ,0%        
AABCDD    ,0         ,1         ,0%        
ABBBAA    ,0         ,1         ,0%        
ABABBB    ,0         ,4         ,0%        
ABCDAA    ,0         ,2         ,0%        
ABAABB    ,0         ,2         ,0%        
ABCCAA    ,0         ,1         ,0%        
AABBAA    ,0         ,1         ,0%      


ABACBB    ,7         ,1         ,87.5%     
自分はずらし、相手は正位置になる初手
正位置タワーはBが遅いと5列目のBを1個切るけど、それの差?

ABBCDD    ,8         ,2         ,80%       
正位置タワーだと背中が高い参式か 壱式 TAKさんは後者

ABCDCD    ,8         ,4         ,66.6%     
お互い魔方陣 土台の色の置き場は変わってるのでじゃんけんっぽい感じもするけど、慣れの差がそれ以上にある

ABABBC    ,4         ,10        ,28.5%     
正位置にできなかった時の構築の不慣れが負け込んでそう

ABACBD    ,4         ,13        ,23.5%     
これ拡散不定形で最も基本の土台なんだけどな

AAABBC    ,3         ,12        ,20%       
伍式 同型になるけどいったい何の差でしょう

ABCCBD    ,2         ,11        ,15.3%     
ABACBDと同じ形

ABACAA    ,1         ,12        ,7.6%      
ずらしタワーはほぼ詰みといっていいだろう
最近の体感だと34、34、6縦が割と全部使いきれそうなのでありかなと思ってる

ABABBB    ,0         ,4         ,0%        
ABACBB と大差なさそうなのに

 

総試合数:692, win:306, lose386, 総パターン数11
ツモパターン    ,勝ち      ,負け      ,勝率      
ABBB      ,20        ,19        ,51.2%     
ABBC      ,63        ,64        ,49.6%     
ABCD      ,34        ,35        ,49.2%     
AABB      ,16        ,17        ,48.4%     
ABAA      ,13        ,14        ,48.1%     
AAAB      ,29        ,35        ,45.3%     
AABC      ,27        ,33        ,45%       
ABAC      ,50        ,76        ,39.6%     
ABAB      ,28        ,43        ,39.4%     
ABCC      ,24        ,46        ,34.2%     
AAAA      ,2         ,4         ,33.3%     

伍式でしか勝ちこせてないの草


ABACBBAB  ,4         ,0         ,100%      
お互いBを確定できるけど、拡散不定形では縦3タワー、正位置タワーでは参式になる


ABACACCD  ,0         ,5         ,0%        
拡散不定形だと今の置き方はちぎりが多い上にそこまで良型じゃないのがね・・・

ABBBABAC  ,0         ,3         ,0%       
同型なんだけどなあ


  

ちゃんと統計とるにはサンプル数がだいぶ少ないけど、これ以上時期を広げるとこっちの昔の積みが混ざってしまうので・・・・