前回はここ
上の記事を動画にしたもの
前回はこれ以上消せない盤面、いわゆる詰みまで持っていくのを目標としたもの。今回はその詰みの段階を引き上げようという話。
全消しをすると全消しボーナスがもらえるので当然全消しを目指すわけだが、その前にワンクッションを挟もうと思う。次の目標は
・詰みの状態且つ残りタイルが各色1枚以内
というものである。残り10数枚の盤面から全消しを考えることになるが、その時、あるいはそれよりも前から枚数の偶数と奇数を把握しなければならない。おそらくこれは人間には厳しいと思われるのでもし奇数枚残った時は仕方がない物として受け入れようという方針。別の面から見ると2枚以上同色タイルを残した時はプレイヤーの"甘え"が
あったと厳しく受け止める必要がある。
■残しの理想形
・一番の理想形はこれ
菱形上にナナメにタイルが遺されている状態が最良形。
全てのタイルを組み合わせることが可能で、3個消しと2個消しの択を選べるので最強。前回の記事でいうとソフトロックが存在しない形。
難点はこの形が作れないこと。それはそう
具体的な話をするとひし形に区切られる空間が5個もあるのだが、カラータイルは2個組み合わせて消すゲームなので、左端とどこかからタイルをもってきて消すムーブが難しい。また、中央から消す立ち回りが最も速度をとれるのにそれを早々に切り上げて端を崩しにかからなければならないので仮に全消しをとれたとしてもタイムボーナスが少ないという悲しみに襲われる。
・端をあらかじめ消す
カラータイルで速度最優先で消していった場合、画像の灰色に塗られた部分にタイルがよく残る。
では、先に端を消せばいいのでは?という発想。なお、これを試した結果中央にどでかい塊が残って崩せずに終わった。
端に残るのが問題なのではなく、固まって残るのが問題なのだと気づいた。
なので、
・ばらけた形にする
これが現時点で人類に最適なのでは?と思われる。言い換えると保留とかほぐすとか表現するかもしれない
端にタイルが残っているのが悪いのではなく、端にしかタイルが残っていないのが問題であるというわけだ。(極端な例えだと開始直後は端にタイルはたくさんあるけどその時点で端を消すのに困ることはないのは、端を消すために費やすタイルが中央に多く残っているからである)
その上でタイル同士の距離もあれば、ソフトロックが発生しにくいので塊を残して詰むことが少なくなる。この2つを複合するとばらけた形が適正という考えにたどり着いた。距離があれば全消しが容易というわけではないが、少なくとも同色タイルが2個くっついておいてある場合は消せないでしょう?ということですが、どの立ち回りをするにしても後半の繋がっているタイルは早急に処理してください。
■ばらけた形にするために
しかし実際にやってみるとばらけさせるというのも難しい。気が付いたら残りタイルが少なかったり、整地中に中央のタイルを巻き込んでしまったり……。
ばらけた形にもっていくまでの考察は記事を書いておきながら申し訳ないが、まだ思いついていない。しかし前回紹介したテンプレートの多くは同色を消すためのもので、これは色の塊をまとめて処理する方法なので、こちらを上手く扱える方ならとっつきやすいと思う。
■その他気づいたこと色々
・後半に端のフチをなぞるようにタイルが残るのはそこまで愚形じゃない
割と同色1枚以内に抑えることができる。序盤に速度重視で中央をたくさん消しても現状なんとかなっているので端の残しを上手に処理することができれば問題視する必要はないのではと思っている。
そこで端の処理の方法だが、
これの形が良型なのは消せる組み合わせが最大であることを思い出してほしい。これを拡大すると、
こういうナナメに並んでいる。この各タイルはその他の全てのタイルと組み合わせることができる。
一方で横並びだと受けが少ない。
なので横に並んでいる形を嫌ってナナメの構えをつくるべきである。
具体的には辺の中央から割るように消すと、それぞれの角の塊が▼のように残るので少なくとも切断面は角度がついているようになる。
画像の囲まれた部分は割って消す時に必要となるので、ここ単体では消さないようにする。
TAKさんへ 足りない部分があればおしえてくだしあ ふぇいより